【東日本大震災】東北新幹線、早期復旧

【東日本大震災】東北新幹線、早期復旧 過去の震災教訓に耐震補強などが奏功 2011.4.29 22:26
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29日、仙台-一ノ関で復旧となり全線運転再開となった東北新幹線。一ノ関駅に到着する盛岡発東京行き上りの「はやて202」=29日午前6時52分、岩手県一関市の一ノ関駅(竹川禎一郎撮影)

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 東日本大震災の発生から50日目に全線復旧した東北新幹線。過去の震災を教訓に、
高架橋の橋脚やトンネルの耐震補強を進めたため、崩落などの重大な被害を免れ、
81日かかった平成7年の阪神大震災や66日を要した16年の新潟県中越地震を上回るペースで復旧が実現した。ただ、被害が広範囲に及んだ影響からか、再開区間で架線トラブルによる停電などが頻発。当面は気の抜けない状態が続きそうだ。(原川真太郎)

 「高架橋やトンネルが崩落しなかったのが幸いした」。JR東日本の幹部は、震災後1カ月半あまりで全線復旧した要因についてこう分析した。

 高架橋の崩壊が相次いだ阪神大震災以降、JR東は新幹線のコンクリート製高架橋柱1万8500本について鉄板で覆うなどの耐震補強に着手。19年度までにすべて完了していた。 
新潟県中越地震では、魚沼トンネル(全長約8625メートル)で天井や側壁が崩落。復旧に時間を要した経験から、トンネルの補強工事も実施した

 このため、今回の震災では架線の切断や電柱の折損などの被害は広範囲に約1200カ所確認されたが、
高架橋や駅舎、トンネルなどの大規模施設で重大な被害はなかった

 今回の震災では「早期地震検知システム」が機能。時速270キロ近くで運転していた車両を含む営業運転中の新幹線計27本はすべて安全に停車しており、
試運転のため仙台駅付近を走行していた回送列車を除き、
脱線はなかった
強い揺れを観測した仙台-古川間を走行していた2本の新幹線は、最も強い揺れが来る70秒前に非常ブレーキが作動していたといい、安全性を改めてアピールした。
 だが、復旧後にいかに平常運転を続けられるかという課題は残る。 一ノ関-盛岡間で運転を再開した4月7日、最大震度6強の余震が発生。新たに約550カ所が被害を受け、JR東は再度の復旧作業を迫られた。仙台-東京間で直通運転が再開された25日には、架線トラブルから停電も相次ぎ、仙台-東京間で運転を見合わせたほか、27日にも同様の架線トラブルなどで運転を見合わせる事態が起きている。

 これを受けて大畠章宏国土交通相は、JR東に施設を再点検するよう指示。「29日以降にこのようなことが繰り返されないようにしてほしい」と注文をつけている。(産経)

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