三菱重工、造船事業を縮・

三菱重工、造船事業を縮小
大型客船の受注凍結
2016/10/92:001日本経済新聞 電子版

三菱重工業は造船事業を見直す。

巨額の損失を出した客船部門は大型客船の受注を凍結。商船部門では設計開発部署を分社し、
長崎県などの造船所の他社との共同利用を検討する。

今年に入り、日本の造船会社の合計受注量は前年比約8割減と急減。

祖業である造船事業の生き残りに向け構造改革を進める。

客船部門では米系企業から受注した大型客船で、
2016年3月期までに累計2300億円を超える特別損失を計上した。
客室の内装工事などに手間取り、納期が1年遅延し、損失が膨らんだ。
今後はこうした煩雑な内装工事などを伴う大型客船の受注はやめ、
規模が小さく、設計がシンプルな船に受注を絞り込む。

液化天然ガス(LNG)運搬船などの商船部門では、
新造船の設計や省エネ、環境規制対応などを担う設計開発部署を分社する。

本社の数十人規模のほか、長崎造船所(長崎市)や下関造船所(山口県下関市)の担当部署を移管する。

新会社は8月に提携協議を始めた建造量国内首位の今治造船、大島造船所(長崎県西海市)、名村造船所が受注した船の設計をも請け負う見込み。
三菱重工は設計・開発をメーンとし、建造は今治などとの分業を進める。

長崎にある2つの造船所や下関の造船所は今治造船などと共用する方向で検討す
る。
受注減で低下している各造船所の稼働率を引き上げるほか、
提携協議している3社の建造実績が少ないLNG運搬船など建造が難しい船を引き受ける方針だ。
三菱重工の造船事業の売上高は2000億円規模と全体の約5%。建造量では国内
でも10位以下と低迷している。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック